デネット『思考の技法 ――直観ポンプと77の思考術』
面白い
以下は昔の読書メモのコピペ
不活性過去
隠れた変数
ドーキンスは、「祖先の物語 ――ドーキンスの生命史」で、マット・リドレー(Ridley)の功績として、「やわらかな遺伝子」において遺伝子とサブルーチンのアナロジーを論じたことを挙げる p.330
Sanford, 1975 "Infinity and Vagueness" 最初の哺乳類にご用心p.367 ソラディーズのパラドックス
Cope 2000 "Algorithmic Composer" p.404
Cope 2001 "Virtual Music: Computer Synthesis of Musical Style" p.404
パーソナルとサブパーソナルの区別(p. 143)は、パーソンを部分部分の塊としてみるとよく分からなくなるが、複合的な「システム」と考えれば分かる気がする。我々の言語にはシステムについて語るやり方が多く含まれているのかも知れない (例: 人、時計、牛)
〔じゃあシステムってなにか? 塊と構造の対みたいに考えてはどうか。〈(物理的塊), (機能)〉とか、〈(物理的塊), (入力), (出力), (変数)〉とか〕
重なり合っているかよりも、機能を果たすかどうか(あるいは、因果関係)によって同一性が決まるだろうし
構文論の面倒を見れば、
志向的態度は、アブダクティブな推論だと思った。因果関係や、歴史などに対する。
価値が行為に理由を与えるものなら、適用度も価値だ
【価値論と適応度】「重要」「理由」「目的」「害」「労力」「コスト」「リスク」経済学と進化生物学、ゲーム理論、意思決定理論
「仮想ホテルの騒音」 p.408 では、進化や音楽などの創造へのノイズの重要性が主張されているが、音楽において自然発生的侵入(spontaneous intrusion)が果たす役割って何?
手書き画像に比べて、txtデータはノイズがなく、情報量が少ない。コンピュータを使った芸術には、ヴァーチャルで静かなものを作るというのと、現実的で多パラメータなものを作るという選択肢がある
D. Hofstadter 1997 "Le Ton Beau de Marot: In praise of the Music of Language"
D. Dennett 1986 "Logical Geography of Computational Approaches: A View from East Pole" コネクショニズムなどニューラルネットワークモデルの概観と紹介
D. Dennett 1988 "Quining Qualia" クオリアについての思考実験を多く取り上げている
追記: 間違っている理論でも公理化できる、というのはおもしろい
素朴物理学の公理化というのは、フレーゲの集合論が公理化された素朴集合論になってるのに似てる
複合物は理論家のフィクションか?
そういえばデネットは哲学的ゾンビという設定を維持するのであれば一人称小説ではないみたいなことを言っていたが哲学的ゾンビの一人称小説という設定のアリスインカレイドスピアというものがある
頭の中を物理的に調べて思考や感情に対応するものを文字列にすれば一人称小説になる